薬の承認が遅いのは安全性を求める故?

日本では薬として認められて正式に使用できるまでには長い年月がかかります。
薬として販売するには厚生労働省の必要が必要です。薬の承認が遅いと感じるのは安全性を求める故のことです。
薬ができあがるまでには多くのプロセスを経ています。
まずは薬として用いることができる可能性のある化合物の選定から始まります。その化合物が薬としての安全性や効果、副作用等を入念に調べていきます。最初はマウスなどの動物を使ってその作用を入念に調べていきますが、この実験だけでも数年かけて検証していきます。
動物を使った実験で一定の効果が得られたところで臨床試験に移行しますが、臨床試験においても少しずつ段階を踏んで、確実に安全性と有効性が認められるまで何度も検証を繰り返すことになるので、結果的に数年かかることになります。
臨床結果、薬としての効果が認められてあとに初めて厚生労働省に承認申請をします。
承認申請後は今度は厚生労働省によって同じように安全性や有効性などを細かく審査します。厚生労働省による審査にも数年かかるので、最終的に薬として認可されるまでには相当の年月がかかることになります。
しかし安全性を求める故に必要なことなのです。